飲食店 元経営者 まんま万華鏡の日々 北一(キタハジメ) です
今後の動き
脳梗塞で左半身が完全に麻痺してしまった母親は、今月75歳を迎えた。
施設での生活をする中で身体の異常を放置したように感じる対応が原因で救急病院に搬送され、救急病院で各種検査ののち集中治療室での生活をした母。
医師からの話しでは、スグにでも透析治療が必要になるレベルの数値が検出されているとのこと。
とりあえず、薬と点滴による対策で様子をみてみる対処で、なんとか集中治療室から一般病棟へ移動できるまでの回復をしてくれたので、緊急事態は脱出したようだ。
医師からの報告では、あと数日で退院できると話しをされたが、母親を受け入れるだけの体制を家では取れない生活環境なので、また、施設にお世話になる以外道はない。
相談支援の方に状況を説明し、対策を話し合ったが医師から退院の判断がでた場合、病院からは出る必要があるらしい。
確かに、他にも緊急の患者がくる病院に、退院できる状態の母親がずっとお世話になれるはずもなく、仕方のないことだ。
では、どうすれば良いのかと尋ねると、再度同じ施設へ戻る手続きをして、そこから別の施設へ移動する段取りを取ることが必要だという。
私自身の思いだが、この一連のシステムのなかに、脳梗塞で左半身が麻痺した母親の気持ちが一切入っていないように感じる。
生活の場所を移動するというのは、本人にとって環境がガラリと変わり相当なストレスが発生する。
その上、また同じ施設に一旦戻るとなると環境は以前と変わることなく身体の異常に気付かないスタッフが
『忙しい』 『給料が少ない』
などと、愚痴を言いながら適当な仕事で入所者の面倒をみる。
どうすることが母親にとってベストなのか私には分からない。
一体どうすれば病気のせいで本当に弱気になってしまった母親が日々の生活を出来るだけストレスなくおくれる環境を提供してあげれるだろう・・・
今まで親に散々迷惑をかけてきた俺だが、今となっては本気でなんとかしてやりたい・・・
知識のある人脈もなく相談相手となるひとが周囲にいないので、正直不安である。
しかし、不安な表情で母親に会うのは母親が不安になるので、笑顔で会うようにしている。
二度と元の健康な身体に戻ることはない母親に対して、全力でなんとかしてやりたい。
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