飲食店 元経営者 まんま万華鏡の日々 北一(キタハジメ) です
【殺人・銃砲刀剣類所持等取締法違反】
の傍聴へ バイク にまたがり行ってきた。
しかし
罪名だけでも怖いですね・・・
裁判の傍聴に関する過去記事
↓ ↓ ↓
裁判傍聴行ってみたい?|興味深々初めて見学の予備知識
裁判の傍聴体験・・・その1
本当にあった事件をテレビのニュースやドラマと違い
リアルに目の前で裁判の様子を見る
・裁判官
・検察官
・弁護人
・証人
・被告人
・裁判員(一般選考された方)
ナドナド
それぞれの立場の方々の目線で一つの事件を細かく分析し
質問や意見を繰り返しながら時間が流れていく
午前中から本件に関する裁判は行われていたようですが
昼前に裁判所へ着いたので、途中からの傍聴となりました。
部屋(法廷)に入る瞬間は、別に全く関係ない立場ではあるんですが
軽く緊張するんです・・・
法廷に入ると、すでに重たい雰囲気で弁護人が一人立って
事件の流れを事細かく確認しながら
中央に座る被告人( 大阪太郎 ・仮名)へ質疑応答をしていました。
弁護人
『〇〇〇〇という居酒屋でお酒をのみましたか?』
大阪太郎
『はい』
弁護人
『〇〇〇〇の漢字は 〇 〇 〇 〇 で間違いないですか?』
大阪太郎
『・・・はい』
(うわ こ、 細かい・・・・・)
弁護人
『そこには誰と行ったんですか?』
大阪太郎
『A(被害者)さん・・・Bさん・・・』
弁護人
『 A さんとはどのような関係ですか?』
といった具合に本当に細かく、当時のことを時系列にそって確認していました。
話しをしばらく聞いていると、おおよその関係性がみえてきて
事件の様子がわかりました。
【事件の流れ】
・被告人の 大阪太郎 (仮名)さんは、知人の A氏 とB氏と三人で居酒屋へ行く
居酒屋では被告人と被害者A氏共にかなりの量の酒を呑む。
・ 大阪太郎 さんと A氏 との繋がりというと、(※)今回以前にも太郎さんは事件を起こし捕まったことがあり
その際に知り合った。
・ 大阪太郎 さん A氏 B氏 はいづれも組の関係者である
・ 大阪太郎 さんと A氏 に上下関係はない
・しばらく〇〇〇〇という居酒屋で飲んだあと、組の事務所へ戻る
・その後△△△という店へ向かい、そこでも 太郎 さん A氏 は酒を呑む
・その△△△という店での言葉のやり取りで 太郎 さんは頭に血が上ったと・・・
そこで話されたのは
・△△△で接客をしていた 女性 がいたそうだが、その 女性 は 太郎 さんの昔からの
知り合いらしく共通の知り合いがいたという。
・その知り合いというのが、 太郎 さんが昔世話になった方でとても尊敬しているのだとか・・・
太郎 さんは 女性 に
『■■さんはどうされてる?』
みたいな話しを・・・
その共通の知人は現在服役中って言ってたかな? (聞き取れませんでした。)
そして
女性 は
『姉さん(■■氏の奥さん)も元気にしてる』
ってな感じの返答を
そのやり取りを聞いていた A氏 が
太郎 さんと女性の話しに割り込んで入って出た言葉が
A氏
『■■がナンボのもんじゃい・・・』
と。
その一言で 大阪太郎 さんに火が着いたんだとか・・・
もちろん双方酒の量もかなり入っているってことで
口論もあったであろう。
・そこで 大阪太郎 さんは、一旦事務所へ帰った。
・気が治まらない 大阪太郎 さんは事務所から複数回 A氏 に電話をかけたが
ほとんど電話に出ずに、何回かに一回 A氏 は電話に出たという状態
その時の電話内容としては
大阪太郎 さんが A氏 に対して
『出てこいや』
みたいな発言だったようだ。
・ 大阪太郎 さんは、尊敬しお世話になった■■さんを侮辱されたという思いが強く
収まりがつかなかったのか、事務所の キッチンにあった包丁 を手に取り
再び A氏 のいる△△△へ
この時の 大阪太郎 さんの心情は弁護人の質問で
弁護士
『なんの為に包丁を持ち出したのですか?』
大阪太郎
『脅かすつもりで・・・』
のような法廷内でのやり取りがあった。
・事務所から△△△までは10分程度の距離のようで店の近くで
すでに退店にていた A氏 を 大阪太郎 さんは路上で発見
・その際にB氏が先に A氏 に対してつかみかかり、取っ組み合いになったようだ
少しさがったところにいた 大阪太郎 被告人は、二人の取っ組み合いを見ていて
不意にA氏の脇腹あたりが目につき、その脇腹辺りを事務所から持ち出した
【包丁】
で・・・・・・・・・・。
2回脇腹を刺したという 大阪太郎 さん
その当時のことは酒も入っており細かな記憶はないという。
そして 大阪太郎 さんは警察到着後緊急逮捕される
A氏 がその二日後に命を落としたと 大阪太郎 さんは知らされることになった
あまりにもリアルに想像できる話のやり取りに
リラックスして座ってましたがちょっと姿勢を立て直しました・・・
勿論
弁護人も検察官も慣れっこでしょうから冷静に質疑応答を繰り返す
弁護人
『その時の包丁の角度ですが・・・・・』
とか
キッチンには何本かの包丁があったらしいけど
『なぜ包丁はその包丁を選んだんですか?』
とかとか
いやいや、休憩を挟んで約3時間程度傍聴していたでしょうか?
あっっっ という間に時間が過ぎて
本日のやり取りは終了しました。
最後に裁判官の方が、弁護人と検察官に今後の日程を確認して
シメの言葉
裁判官
『では、本日はこれまでとし、次回は・・・・・・・』
みたいな
(※)判決はまだ出ていませんが
上に書いた通り 大阪太郎 さんは、以前にも逮捕歴があり
その時も酒の席で目上の知人を侮辱されたのが原因で、包丁を持ち出したとか・・・
やはり刑は重い判決が下されるんですかね
正直なところ
サラリーマンでもOLでも
もちろん自営業であっても、お世話になって尊敬できる人って
それぞれいるでしょうが、他人から侮辱されたからといって殺人にまで発展するなんて・・・
組の関係者の繋がりというか絆というか、上下関係ていうのは
一般人には想像出来ないですね。
しかし
殺人までいたらなくとも、会話の中でその場にいない人を侮辱した時
その場にいる人がそれに対して不快に思うコトってあり得る話しですよね
だから
会話(自身の言葉)には充分気を付けないといけません。
これ マジ で
今回は以上です
バナーのクリックで更新の励みになります
大阪の孤独なおじさんからの依頼です (笑)
この際、クリック宜しくお願い致します。
人気ブログランキング
では
最後まで読んで頂きありがとうございました。
まんま万華鏡の日々は 永遠に続きます(笑)